カードが散らばる感じがアリスっぽいような |
喫茶去一芯二葉さんにて開催
ミニ個展「Wonderland」。
先週までは作品の解説でしたが
今回は展示ディスプレイについて。
即売ゾーンからキャラクターゾーンへと続きます |
Sleepy Sheepがギャラリーではなく
(雑貨屋以外の)「お店」で展示するのは
ほぼ初めてのことなのですが
それに加えて今回特殊なのは
「お店の商品やディスプレイ小物と
絡めて作品を展示する」ということ。
制作段階では
ストーリーを追いつつ
作りたいと思ったものを作っているだけなので
展示の構成などはなかなか考えられず
少し不安はあったけれど
二度の下見でどんな小物があったかを
ざっくりと頭に入れておき
「あとは搬入日に出たとこ勝負で」
といった感じに。
丸いボックスと後ろの丸い板もなんだか合っているような |
というわけで
まずは入口付近から。
即売品を置くのにちょうど良いスペースだったので
「約3㎝シリーズ」や「茶・Teaブローチ」 を置くことに。
急須柄(?)の布があったので
サクッとお借りして「茶ブローチ」を合わせる。
棚から急須もお借りする。
お茶関連のミニチュアが雰囲気を盛り上げてくれます |
ニヤニヤ |
上の棚にはチェシャー・ネコを。
物語の中の
木の枝に座ってアリスを見下ろしている感じを
高い位置に置くことで演出。
本を置くことで背景がまとまる感じ |
即売エリアとキャラクターエリアを分ける
角の台には
「草のしげった土手」に座ったアリスが
ウトウトと夢の世界に落っこちて
白ウサギと出会うシーンで
物語がスタートすることから
その演出として
芝風のマットを置いて
アリスと白ウサギ風Sally(時計ver.)を配置。
素敵な装丁のアリス本があったので
こちらもお借りして背景に。
「物語が始まる感」が
さらに高まったような。
原画と見比べるおもしろさ |
コーナーを曲がったところには
キノコに乗ったアオムシの作品。
キノコは森に生えるものなので
持参した木のオブジェと合わせて。
ちょうどアオムシのシーンを描いた
テニエルのイラストカードがあったので
こちらもお借りすることに。
Sleepy Sheepのアオムシの
原画とのズレ感がよくわかります。
後ろのベリーがかわいいな、と |
アオムシの上の棚には
ドードー鳥。
こちらは特に演出はありませんが
ドードー鳥のフィギュアがあったので
一緒に置くことに。
白ウサギフィギュアもお借りして |
お茶の販売コーナーの中心には
今展示の主役的役割である
白ウサギ風Sally(♡ver.)を。
トランプと紅茶の木箱は家から持参 |
物語では
白ウサギがトランペットを鳴らすところから
法廷シーンが始まります。
いちばん高いところに |
というわけで
白ウサギの視線の先の
高いところに♡女王を配置。
その下には
「第一の証人」である帽子屋が。
もちろんトランプは♡のクイーン |
夢物語は法廷シーンでクライマックス。
というわけで
店の奥の角に配置したのでした。
ひな壇エリアへ |
ここで窓際ゾーンに
視点を移します。
三月ウサギ風Sally |
ひな壇状になった台は
「一芯二葉×Sleepy Sheep →アリス」
を象徴するようなコーナーに。
アリス柄のティーセットをお借りして
「三月ウサギとお茶会」を演出。
「三月うさぎのティーバッグ」と「アリスのゴールデンアッサム」 |
下段にはアリスをイメージしたお茶が。
記帳ノートもアリス仕様 |
一周してドア側に戻ると
「DRINK ME」のボトルと金の鍵が。
物語では
どちらも「テーブルの上」にあったので
その雰囲気を演出。
この二つは「原寸大(?)作品」になるので
お客様が手に取ることで
「アリス気分」が味わえるのです。
机の上にはアリス関連の本もいくつか |
・・・などなど
それらしく述べておりますが
先に書いたように
ディスプレイしている時は即興で
後から振り返っての必然性。
ちゃんと収まるべきところに収まっていき
気分が良い私なのでした。
次週のblogも引き続き
Wonderland展についてです。