2018年12月29日土曜日

京都・奈良2018(その3)




近鉄奈良駅



旅行2日目。
いよいよ奈良へということで
AM8:30ごろ近鉄京都駅に到着。












せんとくんがお出迎え



落ち着いたカラーの急行電車





特急電車もあるのですが
プラス510円の特急料金がかかるわりに
10分しか変わらないということで
急行電車に乗ることに。
















噴水の上で行基像がお出迎え



50分ほどで
近鉄奈良駅到着。












いざ奈良観光



まずは駅を出てすぐの
「東向商店街」を抜けて
最初の目的地へと向かいます。












いたるところに鹿モチーフ



100均にも













5分ほどで到着したのは興福寺




五重塔



広々~




どーんと中金堂




人のサイズでスケール感が伝わるかな・・・




歴史に疎いのと
下調べをあまりしない性格により
その意味や価値がよくわからないまま
訪れてしまったのだけど
京都とは違うテイストとスケール感に
さっそくテンションが上がる。















目が合う



記念すべき
ファースト・シカにも遭遇。













鹿の子模様がかわいい




うれしくなって初めの頃は
何枚もシカ写真を撮っておりましたが
このあとどこへ行っても
シカ・シカ・シカ状態になり
やがて何とも思わなくなる。


このまま奈良公園に向かうのが
王道ルートではあるのですが
その前に「ある場所」へ。















故・片山光生によるモダン建築


それはなんと奈良県庁。













ここでもせんとくん



旅の前に買っておいた
d design trevel 奈良
の中で紹介されていた記事に

「奈良公園の周辺で最も眺めがいい場所の一つが、
実は、奈良県庁舎の屋上、と地元の多くの方々から聞いた。」

・・・とあり
普通のガイドブックにはなさそうな
「玄人感」に刺激され行ってみることに。














中もいい雰囲気



さっそく
エレベーターで屋上へ。













遠くに大仏殿が見えます



高い建物がないので空は広く
奈良の景色が360度。

観光客の姿はあまりなく
ベンチも設置してあったりして
のびのび堪能できる穴場スポットでした。

















奈良全体を見渡したところで
いよいよ奈良公園・・・
と行きたいところですが
ここで再び東向商店街へ。

時間はAM11:00過ぎ。
ランチタイムが近づきつつあるのでした。















山崎屋本店



次なる目的地はこちら。
奈良漬のお店なのですが奥に食堂が併設。
先々のことを考えて
ここで軽く済ませておくことに。













奈良っぽく


軽く済ませたいけど
ご当地のものを食べたい

ということで
チョイスしたのがこちら。
「柿の葉寿司」です。
奈良県南部の郷土料理とのこと。










鯖の切り身Ver.


鮭の切り身Ver.



柿の葉のにくるまれたすし飯に
鯖の切り身と鮭の切り身が3・3で。




















お腹も満たされひと安心。
いよいよ奈良公園に向かうのでした。



続きは次回。

















2018年12月15日土曜日

京都・奈良2018(その2)




16:00ごろ



前回の京都1日目の続き。

イノダコーヒ本店を出た頃には
ポツリポツリと雨が。
「やっぱりね」と思いつつ
雨対応の観光ルートに軌道修正。
ここから歩いてすぐの寺町通方面へ。



なぜ「寺町通」なのか。













長ーいアーケード



それは長い長いアーケードが続くから。
去年の京都旅行では寺町商店街の中にある
スマート珈琲店」を訪れていたので
この辺りには土地勘が。

次の目的地がある河原町へは
かなりの距離を屋根付きで移動できるのです。















壽ビルディング



というわけで
ひたすら歩いて
たどり着いたのがこちら。
















エントランスのタイルもかわいい



ノスタルジックなこのビルには

 ミナ ペルホネン京都店
 TOBICHI京都店
 メリーゴーランド京都店

・・・という
何とも嬉しい3店舗が入っているのです。













リノベ具合が絶妙



雨の中をあちこち歩き回らなくても
この一棟をじっくり見れば
京都の初日はもう満足なのでは?と思い
やって来たのでした。

(ちなみに雨でなければ二条城のプロジェクションマッピング
「FLOWERS BY NAKED 2018 」を見ようと思っていた)










 では1階から。




minä perhonen Kyoto




東京のいくつかの店舗や
松本のショップなども行きましたが
中でも京都店は最も美しいと言っても
いいかもしれません。 

もとは銀行の建物ということで
高い天井と縦に長い窓
石造りの床と厚みのある壁 
とにかく空間の密度が濃いのです。

それを活かすべくしつらえられた什器。
活かすというか映えるというか。
まるで美術館にいるような感覚に。

ぜひリンク先に飛んで
中の様子もご覧くださいませ。














天井が高いのでより美しく見える





美しい階段を上ると3、4階には
さらに3つのミナが。


*お店の説明についてはHPより抜粋↓↓↓




minä perhonen galleria


 フィンランド語で「ギャラリー」を意味するgalleria。
ミナ ペルホネンの洋服を、絵画や作品をご覧いただくように
お楽しみ頂けるスペースになれば、という想いが込められています。
素材の質感や空気をより感じて頂けるようなブラックや
ニュートラルカラーを中心とした洋服や、世界のマーケットで
見つけた1点もののアイテム、またミナ ペルホネンからご紹介したい
作家の作品などもご覧頂けます。(HPより)









minä perhonen arkistot


フィンランド語でアーカイブを意味するarkistot。
温もりのある電球の灯りとチョコレート色の床の遊び心あふれる
小さな部屋では、これまでつくり重ねてきたコレクションの中から
季節を彩るお洋服や小物をご案内しています。
ミニバッグとエッグバッグの前面と背面のテキスタイルを、
店頭にご用意したサンプルよりお好きな組み合わせでオーダー頂ける他、
lentää(レンタルドレス)では、アーカイブコレクションの中から
特別な日をご一緒する一着をお貸出ししています。(HPより)

















minä perhonen piece,

  
明るい光の中で生地のかけら達がシーズンを超えて出会う場所、piece, 京都。
入り口に描かれたsmileがお客様をお出迎えし、うつわやブランケット、
クッションなどをご紹介しています。お店の奥にあるラボラトリィからは
ミシンの音が響き、生地のかけら達が新しく生まれ変わる瞬間がすぐそこに
あります。ベビーとキッズのスペースには、ささやかな仕掛けのある
プレイスペースを併設し、 子供服の世界観をお子様とご一緒にゆったりと
お楽しみ頂けます。(HPより)

















階段からふりかえってパチリ




minäワールドの余韻に浸りつつ
再び階段を上って5階へ。














TOBICHI



こちらは「ほぼ日」のグッズを売るお店。
この時はイベントなどの開催がなかったので
とりあえずさらっと一周。















看板は荒井良二さんかな・・・?



四日市にある有名な子どもの本屋さん
メリーゴーランド」の京都店も
同じフロアに。

こちらもさらっと一周。
あまり予備知識がなかったのですが
おとなりにはギャラリーが。




ここでサプライズ。





!!!



つい先日買った作品集の
原画がずらりと並んでいるではありませんか!









ULALA IMAI solo exhibition Cooking in 3min




なんと東京で見そびれていた
今井麗さんの個展が開催されていたのです。

しかもこの日が展示最終日。
雨が降っていなかったら
このビルには旅の3日目に寄るつもりだったので
本当にラッキーだったのでした。
















旅行初日の晩ごはん



すっかり気持ちが満たされて
とりあえず京都駅まで(歩いて)戻ることに。



そう京都駅に戻ったのです。

せっかく河原町にいたのだから
「京都の町家をリノベしたおばんざい屋さん」
にでも行けばよいものを
そういうところは小心者なので駅ビルにゴー。

去年の京都旅行では
ことごとく食のチョイスを失敗したので
駅ビルとはいえ「それらしい」お店をネット検索。

メニューについては
「にゅうめん」だけで逃げたかったけれど
「それはどこでも食べれるのでは?」
というセルフ突っ込みが入り
あえて(?)「炙りのどくろ丼」のセットを選択。



結局はりきってはみたものの
その良さが今ひとつわからぬまま
旅行初日の晩ごはんを終えたのでした。





















次回はいよいよ奈良へ。








2018年12月1日土曜日

京都・奈良2018(その1)







つい先日のことですが
京都・奈良2泊3日の旅に行って参りました。

例によってこのブログで
しばらくレポートが続くわけですが

1)写真多め・文あっさり
2)写真少なめ・文多め
3)写真多め・文多め

・・・の3択で悩んでいるところ。

いつもはだいたい1)と 2)のせめぎあい。
見ている方は「?」と思われるかもしれませんが
写真の数はUPしているよりも膨大で
文もわりと抑えていたりします。


この際(?)腰を据えて
3) で行ってみようか・・・。

ちなみに「Sally blog」も
隔週で旅編を並行する予定なので
合わせたら年内で終わらない可能性も。

年またぎで締まらないことになりそうですが
のんびりお付き合い頂けたらと思います。

※途中で気が変わってサクサク進む可能性もあり




・・・・・・・・・・・・・・・・・・





N700系A(A=Advance)




新幹線に乗り込んで
いよいよ旅の始まりです。













ちょっとタレが甘かった・・・



今回列車のお供として選んだのは
「スペイン産ベジョータ・イベリコ豚重」。
東京駅GRANSTAにて購入。

本当は「牛タン弁当」を買うつもりだったのですが
こちらの方が安かったのと
「グランスタ人気No.1」のPOPに踊らされて。


















11月も終わろうとしているのに雪が少ない




お弁当を食べ終えてホッと一息。
晴れていたので富士山もばっちり見えました。
新幹線は「E席」に限ります。
(2人掛け窓際・富士山側・電源アリ)




















京都タワーもいいよね




定刻通り京都駅到着。

ホテルにいったん荷物を預けて
いざ京都観光へ。
















本当の名前は「頂法寺」



この日は夕方から雨予報だったので
当初のプランを変更。

地下鉄烏丸線に乗って烏丸御池で下車。
まずは六角堂へ。













後ろから見るとより「六角感」が


ビルの谷間にひっそり佇む小さなお寺で
観光として行くには少々地味め。
ではなぜ訪れたのか。

理由の一つは
この日の目的地である喫茶店に近かったから。

もう一つの理由は
亡き母にとって縁のある場所だったからです。













池坊専好の立花



母は長く池坊で生け花をやっていて
年に何度かこの裏手にある
池坊学院に研修に来ていたのでした。
その池坊発祥の地がこのお寺なのです。

ちなみに子供の頃にも
家族旅行で立ち寄った思い出が。



















赤いポットが目印




・・・とはいえ
六角堂はささーっと見て
「ふーん」と思いつつ次なる場所へ。

この日のお楽しみ
イノダコーヒ本店」です。














背もたれには白い布が



タイミングよく旧館が空いていたのでそちらへ。
クラッシックな造りにうっとり。













アイスコーヒーも好みの味でした



フードメニューも充実しているので
いろいろ食べてみたいものはあったのですが
この時もまだ「イベリコ豚ベジョータ」の
残る存在感。仕方ないのでここは
チーズケーキで抑えておく(?)ことに。

これが大正解。
固すぎずふわふわ過ぎず
甘さ控えめの好みの味。
さらりとおいしく頂きました。


























すっかり満たされて次なる場所へ。

続きは次回。



















自己紹介

自分の写真
Tokyo, Japan
SleepySheep(フェルト作家) www.sleepysheepsoap.com/