2018年8月20日月曜日

くまづくし





こんな感じでくまづくし



7月27日よりデイリーズ三鷹店にて
開催しておりました「くまづくし展」も
昨日(8/19)を持ちまして無事終了いたしました。

この展示を応援してくださった全ての皆様に
心より感謝申し上げます。











kata kataさんの風呂敷がどーんと




なぜ「くまづくし」に至ったかについては
先のブログで書きましたが
こうして展示を終えて知ったのは
「世間にはクマ(モチーフ)好きがけっこういる」
 ということ。

記帳ノートやSNSを通して頂くメッセージや
どんどん売れていくクマグッズの様子を見て
実感したのでした。

「男女問わず」というところもよかったです。












キュートな木彫り熊も




そして
今回の展示を通してもうひとつ感じたのは
クマというモチーフの「懐の深さ」。

こんなにありとあらゆるクマが
1つのスペースに集結しても
「マニアック感がない」というか。

イヌ・ネコは置いておくとして
例えばこれが「かえるづくし」だったり
「うさぎづくし」だったら
うっすらと壁というかハードルのようなものが
形成されるのではないかな・・・と。
そして作家に対して
より「必然性」が問われるような。











食器もクマ



そう考えるとクマは
あえて好きとかは関係なく
造形としてうれしくて
自然に入り込めるように思うのです。

よく考えたら
小さな子が持つ「ぬいぐるみ」は
「くま」とほとんど同義語だったりしますしね。


むしろ今回の展示で
「私じつはクマ好きだったのかも」
と自分を再発見された方も
いらっしゃったかもしれません。












クマ絵本もずらり




「クマで行きます!」と宣言したものの
クマばかりたくさん作れるのか?
と当初心配もありましたが
クマはバリエーションも出しやすく
その点でもありがたいテーマでした。















ザ・木彫り熊



そしてそして。

少し話はズレますが
個人的にうれしかったことが。

それは
長く応援してくださっているお客様が
私の目の前で大きな「木彫り熊」を
買ってくださったこと。










鮭背負いタイプ



実は「北のくま」シリーズを作るにあたり
ある方からの「問いかけ」をずっと考えていて
木彫り熊が売れたことが
それにまつわるひとつの「手ごたえ」になったのです。


この件については
いつか改めて書きたいなと思います。














「北のくま(立ち)」は一番人気でした







そんなこんなで「くまづくし」は
しみじみ良い企画であったな
と思ったのでした。

この場を与えてくださった
横田様をはじめデイリーズの皆さま
本当にありがとうございました!




























2018年8月13日月曜日

パンダはくまに入るのか




「親パンダ(笹アリ)」



7月27日より始まりました「くまづくし展」も
残すところあと1週間となりました。
酷暑or悪天候の中
たくさんの方にご来場いただけて
とてもありがたく思っております。


このブログも展示に連動して書いておりますが
今回は「パンダ」についてです。











なぜだか足が少し浮いている



展示用の作品を制作するときは
会場で作品を並べた時の様子をイメージしながら
作業を進めていきます。

「くまづくし」ということだったので
当然くまがずらりと並ぶわけですが
どうも絵的に「暗い」。
シロクマの「白」もあるけれど
それでも3分の2以上は
「黒か茶」が優勢になってしまう。
夏の展示でそれはあまりにも
「抜けがよくない」と考え
思いついたのが「パンダ」でした。











正面より斜めか横からのアングルが気に入り



かたちはクマだし
中国表記では「大熊猫」だし
アリだよねー

と自分的には思ってはいたものの
デイリーズさんとの打ち合わせの際
いちおう確認してみたところ「OK」とのこと。

というわけで
登場が決定したのでした。














頬がふっくらと



実際に会場に並べてみたら
重くなりがちなフェルトクマゾーンを
色的にもキャラ的にも軽くしてくれたので
作ってよかったなと思いました。












目を入れるかどうかは毎回迷います




タイトルにある
「パンダはクマに入るのか」。
生物学的にパンダは「クマ科」に
分類されるそうですが
明確な根拠はないそうです。


ちなみに
「コアラのマーチ」というお菓子は
中国表記で「樂天子熊餅」と書くので
「コアラもアリか?」
と一瞬頭をよぎりましたが
生物学的にコアラは「コアラ科」であるのと
私的にくまづくし括るのには違和感があったので
ナシということにになりました。















2018年8月3日金曜日

BROWN COFFEE BEAR



BROWN COFFEE BEAR




7/28より始まりました「くまづくし展」も
2週目を迎えました。
おかげさまで多くの作品が旅立って行き
うれしい限りです。


それぞれの作品については
もちろん全て思い入れがありますが
私があからさまに「えこひいき」しているのが
写真の作品「BROWN COFFEE BEAR」です。
初回納品で3点作りましたが
中でも「この」くまが気に入りです。
完成してすぐそう思ったのではなく
「この写真」で見て改めて好きになりました。

そして「この写真」が撮れたことで
かねてからの野望のひとつであった
「グッズ化」 を決意したのです。
グッズ化に適したビジュアルに思えたので。



出来上がったのがこちら↓


2サイズ展開。大きい方はぜひ男子に使っていただきたい。


トートバッグです。

「グッズ化」といっても
専用紙に写真を印刷して
市販のキャンバス地バッグに
一枚一枚アイロンプリント
という手作業のもの。

そんな素人仕立てではありますが
これまたものすごく気に入っていて
立体作品からの思いがけない「副産物」に
これまでにないワクワク感が。

もともと白いキャンバス地と
Sleepy Sheepは縁が深く(?)
最初の個展の時も長テーブルに
白いキャンバス地を敷いて
空間づくりをしておりました。

そして現在の家のカーテンや
ソファーカバーも白キャンバス地。
・・・であるからよけいに
この融合にひとり悦に入っているのでした。











シャツもデニムもUNIQLOよ



調子に乗って
Instagram でよくある
「#本日のコーデ」風に
写真をupしてみたり。














もう手元にはありません



・・・で
肝心の「モデルくま」はというと
手元に残そうか少し迷いましたが
結局納品することにしました。

すでに売れてしまったようですが
新たなパートナーのもとで
善き役割を果たせたらいいなと思います。













自己紹介

自分の写真
Tokyo, Japan
SleepySheep(フェルト作家) www.sleepysheepsoap.com/