文字のかたちも文学的 |
見たい展示があったので
世田谷文学館へ行ってきました。
庭園の池には鯉がたくさん |
お目当てはこちら。
「クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会 星を賣る店 」
ポスターもいい感じ |
クラフト・エヴィング商會とは
著作の執筆と装幀を中心としたデザインワークを
主として活動している吉田浩美・吉田篤弘のユニットで
今回はこれまでの活動を総括した
商會初の棚卸し的展覧会であるとのこと。
何となくその名と醸し出すムードは知っていたけれど
ほとんど予備知識を持たぬままいざ会場へ。
現実からほんの少しズレたところにある
繊細でロマンティックな空想世界に
いつの間にか惹き込まれる。
頭の中の枠のようなものが
ぐいっと広げられたような気分になりました。
小さな小さな何でもないカケラにも
物語が詰まっていて
空想世界は果てしなく自由。
会場の構成として
人が多い時はなかなか見づらいのだけれど
とてもおもしろい展覧会でした。
同時開催のコレクション展では
ムットーニの全自動シアターもいくつか見られて
こちらもまた良かったです。
池にさざ波 |
ロビーで鯉を眺めながら
しばらくぼんやり。
良い展示は必ず「余韻」を残す。
それとは全く関係ないけれど
私のシュシュを妹Sallyに履かせたら
ちょっとかわいかった。
シュシュを履いた妹Sally |