2014年3月22日土曜日

星を賣る店


文字のかたちも文学的

見たい展示があったので
世田谷文学館へ行ってきました。



庭園の池には鯉がたくさん




お目当てはこちら。

「クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会 星を賣る店 」


ポスターもいい感じ


クラフト・エヴィング商會とは
著作の執筆と装幀を中心としたデザインワークを
主として活動している吉田浩美・吉田篤弘のユニットで
今回はこれまでの活動を総括した
商會初の棚卸し的展覧会であるとのこと。

何となくその名と醸し出すムードは知っていたけれど
ほとんど予備知識を持たぬままいざ会場へ。


現実からほんの少しズレたところにある
繊細でロマンティックな空想世界に
いつの間にか惹き込まれる。
頭の中の枠のようなものが
ぐいっと広げられたような気分になりました。


小さな小さな何でもないカケラにも
物語が詰まっていて
空想世界は果てしなく自由。


会場の構成として
人が多い時はなかなか見づらいのだけれど
とてもおもしろい展覧会でした。

同時開催のコレクション展では
ムットーニの全自動シアターもいくつか見られて
こちらもまた良かったです。



池にさざ波



ロビーで鯉を眺めながら
しばらくぼんやり。

良い展示は必ず「余韻」を残す。






それとは全く関係ないけれど
私のシュシュを妹Sallyに履かせたら
ちょっとかわいかった。

シュシュを履いた妹Sally

自己紹介

自分の写真
Tokyo, Japan
SleepySheep(フェルト作家) www.sleepysheepsoap.com/