2015年3月28日土曜日

FEELING GOOD (後編)



シロクマが角に佇む


今回は森さんとのコラボ作品だけでなく
12月に銀座幸伸ギャラリーで開催した二人展
「animal-man」で制作した作品たちも展示しました。

会場が変わると見え方も変わって
なかなかおもしろい感覚に。










ブタ・ワニ・ペンギンも

ヒツジは編み棒から本に持ち替えて「6次元仕様」に

カエルは本棚の中に
 
コアラ親子は玉座的な


「森さんの作品をフェルトに」の展示ですが
実は逆コラボも3点ほど。
私の方からお願いして制作してもらいました。






ペンギンは「リーブ君」に

シロクマには「大喜び」の文字

ブタには「君はどうしたのだ」という問いかけの文字が


森作品の特徴である
古い本や雑誌を使ったコラージュが
不思議なユーモアをプラス。

嬉しい限り。







最終日は貼り絵ワークショップを開催

6次元さんのtwitterで

「3月までに展示できる方募集」

という記事を10月に見つけたことから始まったこの企画。
12月に展示を控えていたこともあり
「3月は厳しい・・・。でもやってみたい。」というところから


誰かと一緒にやれば負担半分

今作りたいものは最近気に入ってる雑誌「POPEYE」っぽいもの

そういえば「にじ画廊」の展示でご一緒した森さんは「POPEYE男子」

よし!依頼してみよう

OK

という流れで実現しました。
ちょっと乱暴な感じもしますが
私にとってはなかなかおもしろい経験でした。










モモ的に生きる



冬至の日に始まった銀座幸伸ギャラリーでの二人展
そして春分の日に終わった荻窪6次元での二人展。
(冬至も春分の日も偶然。狙ったわけではない。)
フェルト作家生活10周年記念のチャレンジ企画はとりあえず完結。



これでも大まかな「やりたいこと」は
ちゃんと見えているのです。









ありがとうございました♪(NICOさん撮影)



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2015年3月23日月曜日

FEELING GOOD (前編)



「6」が目印

というわけで森邦保さんとの二人展
「FEELING GOOD」が いよいよ始まりました。
場所は文学・アート好きが集う場所
荻窪「6次元」です。





扉の向こうは異空間
奥に展示スペース
まずはあいさつ文&プロフィール

前回のブログでお伝えしたように
今回は森さんの貼り絵イラストを
私がそのままフェルト作品に。

お客様が
「左・右、左・右、左・右」と
首をぶんぶん振って両方の作品を見比べる様子が
なんともユーモラスでした。






ジョンシリーズ

ネコとかクジラとか

オシャレおじさんやらフード系やら




少し細かく見ていくと・・・







カレー&B.L.Tサンドウィッチ&コーヒー

ワムウ(森)とファームメン(SS)

白マフラーメン(SS)とホドル(森)

ポストメン(SS)とササキ(森)

ボーイメン(SS)とサムス(森)

我ながらなかなかの再現度。



「だから何なんだ」

という感じではありますが

「あ。おんなじ。」の

「あ。」

をいただければ
こちらとしてはもう十分で
それ以上でもそれ以下でもありません。






でも


「あ。」


という脳が喜ぶ感じって
なかなかアートだと思いませんか?




フフ。






森さんブローチ

SSのポストカードコーナー


展示レポートは来週も続きます。








毎日素敵な器でおいしい飲み物を頂きました









2015年3月13日金曜日

意味があるのかないのか



クジラとクマ


いよいよ来週から
森邦保さんとの二人展
「FEELING GOOD」が始まります。

告知でお伝えしている通り
今回の作品は平面的なものになります。
そして全て森さんのイラストをモチーフに制作しました。









ネコもおります


イラストレーターさんにキャラクターデザインを描いてもらって
それを「立体の」フェルト作品にするというのは初めてではないけれど
描いてもらった絵をそのまま「平面の」フェルト作品にするというのは
我ながら何だかちょっとどうかとも思う。


やり進めながら途中何度も

 「コレ、意味あるのか?」

と考えておりました。








気に入りの「ファームメン」

けれど

これがまた作るのが楽しくて仕方がない。

 

「森さんのイラスト」という正解がハッキリあるので
ちゃんと刺せばちゃんとカタチになるという安心感もあり
ひたすら刺すことに集中できるのです。

どんどんやりたくなるほどに。







こちらも気に入り「白マフラーメン」


コラボ展示としての意味や
私個人の作品としての意味は
あるのかないのかよくわからないけれど

 「あ、この絵がこうなったのね。」

というふうに見る「だけ」のおもしろさも
少しはあるかと思います。





私個人としては
ずいぶんおもしろいのだけど。







彼の名は「ジョン」








※次回の更新は3/23(月)の予定です。








2015年3月7日土曜日

春はあけぼの



うっとり~


先々週のブログでお伝えしましたが
nidoさんのワークショップで
ステンドグラスのルームランプを制作した私。
さっそく部屋で使っておりますが
しみじみ嬉しい気持ちに。

もともと「色ガラス」が好きというのもあるけれど
抽象表現でものづくりをすることがあまりなかったので
やってみたらこういうデザインになったことが何だか新鮮。
ぐるぐるまわして見ては
それぞれのパーツが何を表しているか想像してみたり
4面のタイトルを考えてみたり。


制作している時はもちろんそんな余裕はなかったのだけれど
改めて見ると4面が「四季」のように見えなくもない。

というわけで
少し無理矢理ではありますが「枕草子」に見立てて
それぞれタイトルと解説を入れてみました。










「春はあけぼの」


この面はスモーキーなピンクを使っていることもあり
春っぽいイメージ。

白いガラスにぽっかりピンクの丸は
「山の向こうにこれから太陽が登る 」
ようにも見える。



ということで

「春はあけぼの」。










「夏は夜」

この面は緑のガラスが夏山のよう。

透明なガラスは風のイメージ。
清々しい風景。

でも山の向こうに星が隠れていたりするので
こちらも枕草子から拝借して

「夏は夜」 。








「秋は夕暮れ」

ここまで来たらこの面は

「秋は夕暮れ」

・・・にしたいところだけど
色があまり秋らしくない。

でもスッと伸びた真ん中のガラスが
道のように見えて
「夕暮れ時の帰り道」のように見えなくもないので

ここはやはり

「秋は夕暮れ」。








「冬はつとめて」


これはもう最初から冬のイメージ。
枕草子では

「冬はつとめて 雪の降りたるは言ふべきにもあらず」

・・・とある。

水玉模様のガラスは雪のイメージ。
半透明のガラスは氷のよう。

よって

「冬はつとめて」。









こちらは10年以上前に旅先の体験教室で作ったもの




などなど
あれこれイメージが広がっておもしろい。


与えられたパーツを組み合わせて作るのは
意図と離れるところがいい。


そういう点はフェルトとはぜんぜんちがう。










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<お知らせ> FEELING GOOD展 開催

昨年に引き続き、またまた二人展を開催します。
今回は貼り絵イラストレーター森邦保さんとコラボです。

informationでもお伝えしておりますが、
今回は森さんの作品をそのまま平面的なフェルト作品
にしました。Sleepy Sheepのオリジナル度低めですが
ちょっとおもしろい感じになったと思います。
 
3/17(火)~21(土 open:13:00~19:00 
at 荻窪6次元

 


 ◯森邦保による貼り絵ワークショップ「ミニミニ貼り絵を作ろう!」開催
    
 3/21(土)  時間 14:00~16:00

 定員:10名様/要予約  参加費:1500円(ドリンク付き)
 

 お名前、お電話番号を明記の上info@morikuniyasu.comまで
 ご連絡下さい。森先生が楽しく親切に教えてくださることでしょう。 
 オススメです♪ 森さんのキャラクターにつきましてはFacebookでどうぞ。



自己紹介

自分の写真
Tokyo, Japan
SleepySheep(フェルト作家) www.sleepysheepsoap.com/