「親パンダ(笹アリ)」 |
7月27日より始まりました「くまづくし展」も
残すところあと1週間となりました。
酷暑or悪天候の中
たくさんの方にご来場いただけて
とてもありがたく思っております。
このブログも展示に連動して書いておりますが
今回は「パンダ」についてです。
なぜだか足が少し浮いている |
展示用の作品を制作するときは
会場で作品を並べた時の様子をイメージしながら
作業を進めていきます。
「くまづくし」ということだったので
当然くまがずらりと並ぶわけですが
どうも絵的に「暗い」。
シロクマの「白」もあるけれど
それでも3分の2以上は
「黒か茶」が優勢になってしまう。
夏の展示でそれはあまりにも
「抜けがよくない」と考え
思いついたのが「パンダ」でした。
正面より斜めか横からのアングルが気に入り |
かたちはクマだし
中国表記では「大熊猫」だし
アリだよねー
と自分的には思ってはいたものの
デイリーズさんとの打ち合わせの際
いちおう確認してみたところ「OK」とのこと。
というわけで
登場が決定したのでした。
頬がふっくらと |
実際に会場に並べてみたら
重くなりがちなフェルトクマゾーンを
色的にもキャラ的にも軽くしてくれたので
作ってよかったなと思いました。
目を入れるかどうかは毎回迷います |
で
タイトルにある
「パンダはクマに入るのか」。
生物学的にパンダは「クマ科」に
分類されるそうですが
明確な根拠はないそうです。
ちなみに
「コアラのマーチ」というお菓子は
中国表記で「樂天子熊餅」と書くので
「コアラもアリか?」
と一瞬頭をよぎりましたが
生物学的にコアラは「コアラ科」であるのと
私的にくまづくし括るのには違和感があったので
ナシということにになりました。