こんな感じでくまづくし |
7月27日よりデイリーズ三鷹店にて
開催しておりました「くまづくし展」も
昨日(8/19)を持ちまして無事終了いたしました。
この展示を応援してくださった全ての皆様に
心より感謝申し上げます。
kata kataさんの風呂敷がどーんと |
なぜ「くまづくし」に至ったかについては
先のブログで書きましたが
こうして展示を終えて知ったのは
「世間にはクマ(モチーフ)好きがけっこういる」
ということ。
記帳ノートやSNSを通して頂くメッセージや
どんどん売れていくクマグッズの様子を見て
実感したのでした。
「男女問わず」というところもよかったです。
キュートな木彫り熊も |
そして
今回の展示を通してもうひとつ感じたのは
クマというモチーフの「懐の深さ」。
こんなにありとあらゆるクマが
1つのスペースに集結しても
「マニアック感がない」というか。
イヌ・ネコは置いておくとして
例えばこれが「かえるづくし」だったり
「うさぎづくし」だったら
うっすらと壁というかハードルのようなものが
形成されるのではないかな・・・と。
そして作家に対して
より「必然性」が問われるような。
食器もクマ |
そう考えるとクマは
あえて好きとかは関係なく
造形としてうれしくて
自然に入り込めるように思うのです。
よく考えたら
小さな子が持つ「ぬいぐるみ」は
「くま」とほとんど同義語だったりしますしね。
むしろ今回の展示で
「私じつはクマ好きだったのかも」
と自分を再発見された方も
いらっしゃったかもしれません。
クマ絵本もずらり |
「クマで行きます!」と宣言したものの
クマばかりたくさん作れるのか?
と当初心配もありましたが
クマはバリエーションも出しやすく
その点でもありがたいテーマでした。
ザ・木彫り熊 |
そしてそして。
少し話はズレますが
個人的にうれしかったことが。
それは
長く応援してくださっているお客様が
私の目の前で大きな「木彫り熊」を
買ってくださったこと。
鮭背負いタイプ |
実は「北のくま」シリーズを作るにあたり
ある方からの「問いかけ」をずっと考えていて
木彫り熊が売れたことが
それにまつわるひとつの「手ごたえ」になったのです。
この件については
いつか改めて書きたいなと思います。
「北のくま(立ち)」は一番人気でした |
そんなこんなで「くまづくし」は
しみじみ良い企画であったな
と思ったのでした。
この場を与えてくださった
横田様をはじめデイリーズの皆さま
本当にありがとうございました!