2017年1月29日日曜日

ゆく年くる年の長野旅(その4)



急に「白い恋人」カラー


善光寺でお礼参りを済ませ
お次は「達人」(散歩の達人MOOK・信州さんぽ)で見て
なんとなく良さげだった戸隠方面へ。












やっぱり「白い恋人」カラー


軽い気持ちでやって来たはいいけれど
目的地へ近づくにつれ
上がる標高下がる気温
銀世界の木立に凍結する路面。

うっすら不安になる。














川も少し凍っていた




奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の
総称が「戸隠神社」なので
「五社巡り」してこそなのですが
この雪ではとても無理そうなので
とりあえず「奥社」のみお参りすることに。













戸隠神社奥社鳥居


奥社の鳥居にはわりとすぐ辿り着いたので
「サクッとお参りして戸隠そばを食べに行こう♪」
などとと思っていたら
ここからお社まではなんと2kmあることが発覚。













雪はあるものの晴れて暖かい


軽く打ちのめされつつも
とりあえず歩き出す。







杉の巨木がずらり



過酷な雪の行軍を心配したけれど
思っていたほど足が埋もれるわけでも
滑りやすいわけでもなかったので
写真をバシバシ撮りつつ
風景を楽しみながらさくさくと快調に歩く。











狛犬さんも雪化粧

随神門



1Kmほど歩いたところで
随神門に到着。













ここを抜けると・・・















樹齢は約400年


いきなり木のスケールが
どーんとUP。











前に小さく人影


なかなか写真では伝わりづらいのですが
前を歩く人のサイズ感でおわかりだろうか。


















戸隠神社奥社




奥社に到着。

・・・と唐突なフィニッシュなのは
随神門→奥社までの写真が無いため。


門を過ぎてからが本当の修験道(?)で
だんだんと勾配がキツくなり
カメラを構える余裕など全くナシ。
滑りやすい雪の斜面を
しがみつくように進んで(登って?)
なんとか到着したのでした。









ヨレヨレ状態で撮った写真


振り返ると
青空に映える遠くの山。
爽快な気持ちで深呼吸。

・・・と喜びに浸るのもつかの間
今度は下りが待っている。
気分はもうアルピニスト。















そばの実


ほうほうのていで
なんとか無事下山(?)し
「達人」おすすめの蕎麦屋へGO。










温か~い蕎麦がき

アツアツの蕎麦だんご


やっと辿り着いたという
コンディションも相まって
身に沁みるおいしさでした。







次回は長野旅編最終回。
「ゆく年くる年善光寺」です。










2017年1月21日土曜日

ゆく年くる年の長野旅(その3)



大晦日AM8:00ごろの参道




長野旅2日目大晦日の朝。

早起きしてホテルの朝食ビュッフェを済ませ
散歩を兼ねて善光寺へ。












江戸創業の宿を改装した結婚式場「TEN FUJIYA GOHONZJIN」

右の建物は宿坊


30分ほど歩いて到着。












仁王門


山門

本殿



「誰でもお参りできる無宗派の寺」
とのことで
何となくおおらかで親しみやすい印象。











すぐ人々を救いに行けるよう片足が出ている地蔵様

獅子の口からお線香の煙

牛に引かれて善光寺

それにちなんで牛のお守りが



大晦日ということで
朝は2016年のお礼参りとして。
夜に再び初詣として来ることにして
次なる場所へと移動。




つづきは次回。









りんごに私の影

2017年1月15日日曜日

ゆく年くる年の長野旅(その2)




広々と美しく整えられた竹風堂小布施本店


須坂を出て
次にやってきたのは
栗で有名な小布施。

まずはランチということで
「達人」(散歩の達人MOOK・信州さんぽ)
チェックしてあった「竹風堂」へ。







ショーケースチェックもぬかりなく

竹風堂なだけに照明が「竹」

山里定食



栗おこわに山菜の煮物や
むかごのくるみ和えなどがついた
「山里定食」をチョイス。








栗かのこなども購入


お腹が満たされたところで
いよいよ小布施散策スタート。












「町並みの景観が条例で整えられている小布施町。
町全体が美しく統一されています。」
(「散歩の達人MOOK・信州さんぽ」より) 


とのことで
須坂同様風情のある建物があちらこちらに。
(須坂より)こちらの方がメジャー感があるせいか
晦日のこの日も観光客の姿を多く見かけました。










北斎は80を過ぎてから4度もこの地を訪れているとのこと


竹風堂で食事していた時
窓越しに見えた「北斎館」の看板に
興味が惹かれたので行ってみることに。

所蔵されているものの多くは
晩年の作品にもかかわらず
衰え知らずのエネルギーに
なんとなく勇気を頂く。









小布施堂本店



再びぶらぶら歩いて
最後に栗菓子で有名な「小布施堂」へ。







敷地内にはかっこいい煙突が




すでに栗おこわを食し
栗菓子もいくつか買った後だったけれど
試食させて頂いた作りたての「栗きんとん」が
あまりにも美味しく
迷ったあげく「栗かのこケーキ」を購入。









長野市方面へ


すっかり満たされて
小布施をあとにしたのでした。











善光寺参道


日も暮れたころ
長野駅前のホテルにチェックイン。

荷物を置いて一息ついて
再び夜の街へ。








あたたかな灯り



善光寺参道を歩くこと約30分。
「達人」おすすめのイタリアンレストラン
パスタと自然派ワイン・こまつや」へ。


地元のお客さんで程よく賑わう
こじんまりと居心地の良い空間で
パスタのコースを頂きました。






酒米とホップで作ったビール

前菜盛り合わせ

ポルチーニ茸のクリームパスタ

食後のコーヒーと・・・

デザートもしっかり頂く(アールグレイのクレームブリュレ)












やり切った感に満たされつつ
少しだけ足を伸ばして
最後にJR長野駅もチェック。


充実の長野旅・初日を終えたのでした。




2017年1月8日日曜日

ゆく年くる年の長野旅(その1)



あけましておめでとうございます





とうの昔(約20年前)に両親は他界し
すでに帰る実家はなく
愛知に住んでいた姉も今や北海道暮らし。
そんなこんなでここ数年の年末年始は
東京でのんびり過ごしておりました。

正月らしさが薄れつつある昨今とはいえ
それでも巷に漂う「家族的ムード」に
何となくしょんぼり気分。

「ならばいっそ旅にでも」

ということで
前置きが長くなりましたが
「年またぎの長野旅」レポートです。














だんご目当ての「コモリ餅店」は正月用餅のみの営業



一昨年の松本・上高地に始まり
昨年の松本・安曇野に続いて
またしても長野なのは
東京から距離的に程よいのと
先の旅のガイドとして買った
「散歩の達人MOOK・信州さんぽ」が
何だかとても気に入っているから。
今回もこの一冊だけを頼りにプランニング。


というわけで
まずは須坂市へ。












趣深い街並み


 「あちらこちらに残る土蔵造りの街並みは
製糸業で財を成した商家の名残。」
(「散歩の達人MOOK・信州さんぽ」より)


とのことで
いたるところに風情ある建物が。








 

 
すでに正月モード

門松がすっきりとかっこいい



とはいえ
この日は12月30日。

覚悟はしておりましたが
ほとんどのお店が
正月休みに入っていたのでした。










目当てのセレクトショップ「EIGHT DAYS」もお休み

外からじーっと眺める


当然観光客の姿もなく
静まり返った街をひたすら歩く。











かわいい文字


しーん・・・







少し挫けそうになったところ
栗菓子屋を発見。






おお、営業中!


大きな栗がごろんと入った
半円形のどら焼き風菓子を
一個買ってポケットに忍ばせ
それを励みに再び歩き出す。










200年の歴史を誇る味噌と醤油の醸造元


達人(散歩の達人・信州さんぽ)の案内を頼りに
望みをかけて「塩屋醸造」へ。
半ば諦めかけていたところ
なんと営業中。

須坂へ来たことがやっと報われた気分に。








パッケージもすっきりとオシャレ


長野県産の大豆を使い
昔ながらの製法で作られた
味噌や醤油がずらり。

ここでは「えのき味噌」と
「イゲタボシ醤油」を購入。












食いしんぼレーダーが反応



すっかり満足して
駅の方へ戻る道々
かわいい看板を発見。








素朴なパン屋だけど店名は「Maison blanche」


なんとこちらも営業中。

せっかくなので(?)
「ネギみそおやき」を購入。
(↑実はそんなに期待していなかったのだけどとてもおいしいかった)












なぜか東京・自由が丘名物「イクミママのドーナツ」を食す



「塩屋」のお店の方に教えて頂いた
雑貨屋の中にあるカフェスペースで休憩して
次なる場所へ。


続きは来週。













自己紹介

自分の写真
Tokyo, Japan
SleepySheep(フェルト作家) www.sleepysheepsoap.com/