並ぶじょうろまで味わい深い |
先週に続いて
自由学園にて開催の
南沢フェスティバルレポートをお届け。
今回は建物編。
初等部食堂 |
この日はレストランとして開放 |
自由学園の校舎には、20世紀前半に活躍した
世界的に有名な建築家であるフランク・ロイド・ライト氏の弟子である
遠藤新、遠藤楽父子により設計されたものが数多くあり、
5棟の建物が「東京都選定歴史的建造物」に指定されています。
<自由学園HPより>
・・・とのことで
ライトばりの名建築を
一度に見ることができます。
図書館エントランス |
閲覧室は円形 |
美しく手入れされた緑の中に
ゆったりと配された建物の数々。
作り手と使い手の丁寧な思いが
90年という長い時を経てもなお
守られ続けていることにしみじみ感じ入る。
女子部講堂 |
女子部食堂 |
食堂前の中庭 |
風通しいい渡り廊下 |
教室の廊下もちらりと |
木造のものも多くあるので
維持していくことは並大抵のことではないはず。
詳しいことは全く知らないけれど
学園に関わる多くの人々の「誇り」が
建物を生かし続けているのだろうなあ
などと思いを巡らす。
教室と教室の間に池が |
別の角度から |
それにしても嬉しいのは
普段は一般開放されてないだけあって
説明しすぎる案内板や
注意書きなどの張り紙がないこと。
どんなに素敵な観光地でも
やはり必要になってしまうものなので
それらが目に入らないというのは
より一層「場の清さ」が際立ちます。
男子部の方ではバンド演奏が |
秋にもフェスがあるとのことなので
ぜひともまた訪れて
清らかなエネルギーを
チャージしたいと思います。
Food系の楽しみ方もわかったので
次はもっと落ち着いた気持ちで廻れそう。
「使命に生きる」 |