ついに門の中へ |
昨年7月のブログで触れましたが
うちから歩いて10分ほどの場所に
自由学園南沢キャンパスがあります。
敷地に隣接した学園が運営するカフェに
行ってみたことがきっかけでHPであれこれ調べ
独特の教育理念と建物の美しさに惹かれ
強い関心を寄せていたのだけれど
いかんせんそこは学校なので
いくら近所でも中に入ることは叶わず
思い焦がれ続けていたのでした。
グランドのフェンスにポスターが |
そこへチャンス到来。
5年後に迎える創立100周年記念事業の企画として
教育フォーラムの第1回目が開催されるという情報をキャッチ。
申し込めば一般の参加もOKとのこと。
しかも講師は生物学者福岡伸一先生。
何年か前に著書「生物と無生物のあいだ」を読み
またJWAVEで番組出演されていることも度々あって
美しい文体と深く響く声に
かねてからすっかり魅了されていたのでした。
ようするに
「自由学園×福岡先生」という
私にとっては夢の企画が現実に。
しかも
歩いて10分の場所で
参加費1000円で。
新緑が眩しい |
そんなこんなで
ついに敷地内に入ることができたのであります。
うっとり・・・ |
美しく手入れが行き届いた木々と風情ある建物。
普通の住宅街から突然広がるサンクチュアリに
大興奮の私。
会場は60周年記念講堂 |
もっとあれこれ見たかったけれど
時間も迫ってきていたので
とりあえず受付を済ませ会場へ。
参加者の多くは卒業生 |
礼拝堂のように落ち着く空間 |
ずいぶん人が多かったので撮影は叶いませんでしたが
講堂の天井や扉などもモダニズム様式の
ステキなデザインでした。
時折スライドを交えながらの講演は
先生の幼少期のエピソードに始まり
生物や宇宙の神秘に及びつつ
最後はフェルメールオタクとしての
チャーミングな一面など
聴いているだけで細胞が活性化していきそうな
豊かなひと時でありました。
早くも自由学園HPにて
昨日の様子がUPされておりますので
ご興味を持たれた方はぜひご覧くださいませ。
桜もまだ少し咲いていてラッキーでした |
講演が終わってから少し散歩をしたのですが
その様子はまた来週。