BUKATSUDOへの入口はこちら |
猛暑続きの8月は
木版合宿から始まりました。
階段を降りてB1Fへ |
「合宿」と言っても
どこかに宿泊して朝から晩まで
というのではなく
通常「月1回(土曜日)14:00~17:00」のところ
今月は「土・日連続で10:00~17:00」に。
この2日間で1作品を仕上げます。
シェアスペースがずらり |
コーヒースタンドもあります |
ツボを押さえた雑誌のラインナップ |
木版学校は奥のアトリエで |
あらかじめ用意してきた図案を
版木にトレースするところからスタート。
トレペに下絵を写します |
反転させて版木に転写 |
トレースした線に沿って彫り始め。
あっという間に午前の授業が終わり
ランチの時間に。
カレーに味噌汁が付いていたのだが |
他の生徒さん2人と一緒に
BUKATSUDOの地下のにあるフードコート
「みらい横丁」へ。
カレーランチを頂きました。
うれしい~ |
ランチタイムが終わり
彫りの続き。
途中BUKATSUDOのスタッフさんから
差し入れのマフィンを頂く。
せっかくなのでコーヒースタンドで
アイスカフェラテを調達。
おやつを食べてまた作業に戻る。
9割方彫り終えて一日目終了。
絵の具をのせて刷毛でのばして摺ります |
2日目はひたすら試摺りをして
彫りや色の調整を繰り返します。
今回の私の作品は
3枚の版木で一つの作品を仕上げるのですが
いかんせん彫りが下手なので
版を摺り重ねたらズレが生じていたことが発覚し
摺っては彫り摺っては彫りで
ひたすら修正に徹することに。
試摺りで偶然うまくいった奇跡の一枚 |
結局時間切れで完成に至らず。
何とか摺りのコツまでは先生に確認できたので
あとは家で作業することに。
「奇跡の一枚」から遠ざかる・・・ |
授業の試摺りで上手くできても
それを再現しようとすると
紙の質感や木の乾湿具合
絵の具の濃さや水の含ませ具合など
様々な要素が絡み合い
摺っても摺ってもイメージに近づかない。
小学校の図工でやったような
ベタッと均一な白黒版画ならば
そこまで難しくはないのだろうけれど
先生である彦坂木版工房の版画の魅力は「立体感」。
なんとしてもそれを習得したいのです。
ぼかしが上手くいかず立体感が足りない |
調整を繰り返して
何とか仕上がったのがこちら。
ホントはまだまだ直したいところがあるのだけれど
本番用の紙がこの2枚だったので
無念さは残るもののとりあえずこれはここまで。
今週はフェルトそっちのけで
取り憑かれたように木版ばかりやっておりました。
今回のモチーフはNICOさんに頂いたカップでした |