2014年6月22日日曜日

自由が丘と夏至の日


水に浮かんだあじさい

※写真はiPadにて撮影



夏至であった昨日6月21日
「めぐろパーシモンホール」でのライブを見るために
目黒方面へ。

開場まで少し時間に余裕があったので
一駅先の自由が丘に足を伸ばし
いくつかの店をささっと巡る。







Hug o war


思い返せば
まだ愛知の雑貨屋でバイトしていた16年前。
猛烈に憧れた場所のひとつが自由が丘で
こちらに出てきてからの何年かは
わりと頻繁に行っていたような記憶が。




涼し気なシャツワンピのディスプレイ



引き続き雑貨屋でバイトをしつつ
いつからか
「自分も作り手になりたい」と思うようになり
このHug o warのオーナーである雅姫さんが
雑誌などによく登場するようになったころ
その思いがピークに達したのでありました。





入り口にもあじさい


雑貨や自作のお菓子を撮影するようになったのも
影響を受けてのこと。

もちろんきっかけは他にもいろいろあるけれど
(銀色夏生さんのエッセイやクウネルの創刊などなど)
我々のような手作り作家にとって
彼女の存在は実に大きいなあと改めて思う。





系列店 CLOTH&CROSS


好きなテイストも少しづつ移り変わり
すっかり足は遠のいてしまったけれど
雅姫さんのブログは今見ても何だかワクワク。



こちらにもあじさい

ガラスに木が映り込む






そんなこんなで
ところ変わってIDEE SHOP 4階にある
「BAKE SHOP」へ。

ライブ前の腹ごしらえに
ホットビスケットを頂く。


jiyugaoka BAKE SHOP

IDEEもかつて憧れた場所。
青山にあった頃の建物の雰囲気が
とても好きでした。

何やかやで業態も変わっていったりして
好きだった頃のものとはもう違うのだけれど
それはそれで仕方がないのだろう。


こういったたぐいの切なさを感じるようになることこそ
大人になった証拠とも言えるのかもしれない。



ホットビスケット&マンゴースムージー






などと
今とノスタルジーを行ったり来たりしながら
TODAY'S SPECIALへ。



雑貨やインテリアショップにとって
しばらく厳しい時代が続いたけれど
どうやら近年こういった「ライフスタイルショップ」が
盛り返してきている様子。


「食」や「植物」や「体にいいボディケア用品」
に重きを置いて
「物」については長く使える良質なものを
というような
大量生産・大量消費に逆行する流れができれば
とてもいいなと思う。



TODAY'S SPECIAL

ハンギングのグリーンもたくさん






もう少しいろいろ見たかったのだけれど
時間も近づきつつあったので
めぐろパーシモンホールへ。

こちらも7、8年振りくらいの
安藤裕子ライブであります。





めぐろパーシモンホールへ



バンド編成ではなく
ピアノとギターのアコースティックライブでしたが
繊細かつ力強い歌声に心震えました。
同じ時代に生きていることを実感。

「とにかく皆さんに元気であってほしい」

という彼女のシンプルなメッセージに込められた
多くの思いを感じ入る。




離れた場所から見えるホールの明かり




思いがけなく過去の自分と対峙しつつ
同時に今後の自分についての気づきを得た
素敵な夏至の日でございました。











自己紹介

自分の写真
Tokyo, Japan
SleepySheep(フェルト作家) www.sleepysheepsoap.com/