2013年4月28日日曜日

新宿伊勢丹へ


デパート日和(?)
ゴールデンウイーク初日。

今回は帰省の予定がないので
どうしようかなーと思っていたところ
ちょっと見たいイベントがあったのと
最近リニューアルしたばかりということで
新宿伊勢丹へ行って参りました。


ファッション好きにとって「新宿の」伊勢丹は
他のデパートやファッションビルとは別格の
いわば聖地のようなもの
 ・・・らしいのだけれど
いかんせんファッションピープルではないので
過去何度か訪れたことはあるものの
その「熱さ」に怯んでしまい
目的だけ果たしたらさっさと近くの紀伊國屋書店に逃げ込む
というのが常でした。

まあでも今回は
ゴールデンウイーク初日ということで
気持ちの余裕も手伝い(?)
「何がそんなに惹きつけるのか」という視点で
ぶらぶら歩きして見ることに。


7階にプチ庭園が
まずは7階レストラン街から。

食べることに関してストレスを感じたくないので
伊勢丹に来る前にしっかりランチを済ませてから入館。
おかげで客観的な目線(?)で観察。
お腹満たされ状態だったせいか
特に心惹かれるお店は見当たらず。


お次は
6階を飛ばして5階リビング・キッチン雑貨フロア。

素敵なクラフト小物や豆皿特集を楽しく見る。
噂の「アボカドの種をも砕くジューサー」
の実演も見られて満足。
野菜ジュースを試飲したらおいしかったです。


4階ではお目当てのイベントへ。

雑誌「暮らしのおへそ」とライフ&スタイルのコラボイベント
ということで
雑誌でお馴染みのショップや作家さんの
素敵アイテムがずらり。

5日まで開催とのこと。 おすすめです。




あれこれ見ていたらちょっと疲れてきたので
お楽しみおやつタイム。

このとき2時前でランチとお茶の合間時間。
おかげで比較的スムーズに入店。
「LADIES & GENTLEMEN」というレストラン・カフェで
チーズスフレパンケーキを頂きました。

パンケーキというよりチーズオムレツに蜂蜜とベリーという感じ
アイスコーヒーは好きな味でした

やっぱり新宿伊勢丹のエネルギーは
合わないかも・・・
と思い始めていたところに
居心地のいい空間と美味しいものに出会えたので
俄然評価が上がる。

店内には洋書がズラリ

元気を取り戻したところで
4階から1階にかけてのファッションエリアをあれこれ楽しく見て
最後はデパ地下ゾーンへ。

フードクリエイターの友人が
「新宿伊勢丹は時々チェックする」
と言っていたことだけあって
確かに目新しいものがいたるところに。
見るだけなのだけどやはりワクワク。



そんなこんなで
上から下までじっくり堪能。

とにかく
「上手に買い物心を刺激する場所」
でございました。

とはいえ
おやつを食べただけで
手ぶらで出てきたのだけれども。








2013年4月21日日曜日

before/after

ほぼ日レシピで作ったレモンクッキー
「before/after」

少し前なら「/」は
「震災」を指していたと思う。
多くの人にとっても
自分にとっても。

もちろん現在でもそれはそうなのだけど
今の私にとってはもうひとつの
「before/after」 が存在することになりました。

「/」をある一点で表現すると
「手術」のような気もするけれど
2月に病院で診察を受けた時から
3月の治療終了宣言に至るまでが
それに当たるようにも思うので
ちょっと帯状のイメージ。

帯期間にいる時
「これを抜けたら新しい私が生まれるんじゃないか」
と思っていた。
「こわいものがなくなるかもしれない」
とも。

実際に
患部の腫れと腹水と胸水があったので
体がずいぶん重かったこともあり
その経験はないけれど
「まるで妊婦さんのよう」と思っていた。
痛みもなく穏やかに安静に過ごしていたので
なおのこと。

ネガティブな可能性に
気持ちが引っ張られることへの抑制にもなったので
その点でも良かった。

せっかくなのではちみつレモンも作った
で「after」の今。

想像していたほどの大きな変化は
ないのかもしれない。

相変わらずこわいものはこわいし
些細な事でしゅんとなったりもする。
ぼんやりのんびりする時間も多いし
そのくせ無意味にせっかちになったりも。

変わったことといえば
野菜や果物やハーブに
前より少し関心を持つようになったので
「自然食品のお店」を見るのが楽しくなった
ということと
二の腕が細くなった
ということくらい。 (これはラッキー)


ただ
もちろんこれは今だから言えることだけれど
「/」の帯期間を「上手く」過ごすことができたのが
私にとっては大きな収穫でした。

ある意味これは
5~6年越しの「意図した実験」でもあったから。



得たものを活かすのは
たぶんこれから。


きれいな色のパン屋の袋

2013年4月14日日曜日

お楽しみ付き散歩

気に入りのガレット屋へ(本文とは関係なし)

体力を回復させるのと運動不足解消のため
最近はできるだけ歩く時間を持つことにしている。

「歩く」と言っても
ウエアに身を包み専用のシューズを履いてやるような
いわゆる「ウオーキング」ではなく
ぶらぶらと散歩的なもの。
新緑がキレイ

気に入りは
家から最寄り駅まで片道15分のコースなのだけど
駅に行くとついついドトールでコーヒーを飲んだり
本屋やMUJIであれこれ見たりを目的にしてしまう。

では
駅と反対方向の家から歩いて10分ほどの場所にある
そこそこ広さがあってまあまあキレイな公園まで
というコースもあるのだけれど
なぜだかどうも私には落ち着かない場所なので
行ったとしてもすぐ引き返すことに。

それだけでは何だか「甲斐がない」と感じ
特に必要もないのにスーパーやコンビニに寄ってしまう。


春野菜のスープ

どうやら自分は
「ただ歩くため」の散歩が好きじゃなくて
先に「お楽しみ」がないとダメな様子。
お楽しみとは「ランチ」や「おやつ」 や「本」。

ゆえに
「散歩」と「出費」がセットになってしまったりする。


レモネード
そう考えると
やっぱり散歩じゃなくて
ウエアとシューズの「ウオーキング」にした方が
「ただ歩くこと」を目的にしやすいようにも思うけれど
たぶんそれだと
ウエアとシューズを身につけることの面倒くささが「壁」となり
ますます家から出なくなりそうな気がする。

でも
家にずっといると体も気持ちも重くなりがちだし
歩かねばと思う。


・・・というようなところをぐるぐるしつつ
今のところは「お楽しみ付き散歩」なのである。











2013年4月7日日曜日

KITTEへ



丸の内 (KITTEから撮影)

うっかりお伝えし忘れておりましたが
3月27日に退院後初外来で病院へ行き
治療終了宣言を頂きました。
今後は経過観察ということになります。

気にかけて頂きました皆様
本当にありがとうございました。


体の方もずいぶん調子が戻ってきた
ということで
有楽町での用事を済ませがてら
ちょっと足をのばして
3月にオープンした丸の内の商業施設「KITTE」へ行って来ました。

ガラスの天井からは自然光が入ります
アートプロジェクト「想い桜」
吹き抜けのぐるりにお店が立ち並ぶ

吹き抜けの大きなアトリウムがあって
その周りにお店が並ぶという構造。
「天井高い+自然光」 という空間が好きなので
なかなか良い感じ。

具だくさんみそ汁

早い時間に着いたので
まずは地下1階にある味噌汁専門店で
朝定食を頂く。

いわゆる「デパ地下」ゾーンにあるお店ということで
イートインスペースは狭いのですが
ほっとするお味なので
ささっとお腹を満たしたいときに使えそう。


毛糸屋さんもありました

さすがにオープンしたばかりということもあって
午前中からなかなかの賑わい。
いくつか気になるお店もあったのだけれど
今回はさらっと見て
早々とおやつタイムに突入。

10:00台に朝定
小一時間ほどショップ見物
12:00台におやつ

という変則的な動き。

ホットなエリアをスムーズに楽しむポイントは
「飲食店でストレスを貯めない」こと。
ゆえに
変な時間に食事をしたりおやつを食べたりすることになるので
ランチやディナータイムがしっかり決まっているお店には
行けなくなってしまうのだけど
「ほとぼりが覚めた頃にまた行けばいいや」
ということで
今回は「ざっくり全体を掴む」に重きを置くことにする。


本と雑貨とカフェ・・・三大私が好きなもの
キャラメルチーズケーキがとても美味しかったです

レストランフロアはえらいことになっていたけれど
「ウラを突いて」のおやつタイム。
ゆったりのんびりした時間を過ごす。

その後も引き続きぶらぶらして
同じくJPタワー内にあるインターメディアテクの常設展示
「東京大学コレクション」 を見る。
骨やら化石やらの標本がどっさりで
なかなかおもしろい空間でした。
標本そのものも良いのだけれど
それらを収蔵してあるガラスケースや箱の作りにうっとり。


そしてまた変な時間(4時台)にラーメン(味、イマイチ)を食べて
満足してKITTEを出る。



というわけで
すっかり元気な私。

今日で手術からちょうど一ヶ月か。


東京駅









自己紹介

自分の写真
Tokyo, Japan
SleepySheep(フェルト作家) www.sleepysheepsoap.com/