淡々と旅の記録は続きます。
再び近鉄奈良駅 |
目当てのカフェには行けぬまま
再び近鉄奈良駅に戻る。
次なる目的地へはバスでの移動。
てっきり駅ビルの前にバス停があるかと思いきや
あまりメインの路線ではないらしく
うろうろと探し回った挙句
奈良公園側とは反対の果てにあることを確認。
やっとの思いでバスに乗り込む。
こんなところに?という場所にある |
15分程バスに揺られて到着したのは
県道から少し入った場所に佇むこちらのお店。
くるみの木 |
今でこそあふれかえっている
ライフスタイルショップですが
それらがまだ世に存在しなかった
1984年にオープンした
雑貨屋とカフェの先駆けのお店です。
旅のスケジュールに組み込むには
少々厳しいものがありましたが
長く雑貨と関わるものとしては
やはり見ておかねばと思い
やって来たのでした。
こちらはカフェスペース |
カフェは待合室まで満席だったので
早々にあきらめショップの方へ。
雑貨と食材のお店「cage」 |
上質な素材の素敵なあれこれを堪能。
「くるみの木」以外に
この辺りは何もないので
再び駅に戻ることに。
とはいえ
先に書いた通りメインの路線ではないので
当然バスの本数は少なく待ち時間は30分ほど。
お店で時間をつぶすにも限界があるし
かといってバス停で立っているのもつらいので
タイミングが合うまでバス停からバス停へ歩くことに。
(我ながら謎の行動・・・)
15分程歩いたところで
椅子のあるバス停に辿り着き
少し待ってから来たバスに乗り駅に戻る。
堀内果実園 |
奈良観光の最後は
駅の南側にある「ならまち」散策。
商家や町家をリノベーションしたショップが
ずらりと軒を連ねます。
ボリクコーヒー |
そしてついにここで
この日最初のカフェタイムに
ありついたのでした。
訪れたのは
「ボリクコーヒー」というカフェ。
手前のスペースにはロシアや東欧の雑貨を扱う
「カナカナ」というお店も。
オーナーである井岡美保さんの
Instagramがすてきで
ずっと気になっていたのでした。
こちらで頂いたのは
和栗のモンブラン。
ペーストの下に隠れていたのは
なんとわらび餅でした。
歩き疲れた後のスイーツが体に沁みわたり
大変おいしくいただきました。
鹿の船 |
ボリクコーヒーを最後に
駅に戻ろうと思っておりましたが
おやつを食べて元気を取り戻したので
もうひとつ足を延ばすことに。
こちらは「くるみの木」がプロデュースする
観光案内所と食堂とグローサリーの
複合ショップです。
奈良のいいものがセンス良く揃い
お土産探しに最適でした。
グラフィックが望月通陽さん
というのもツボ。
しば漬け入りポテサラ&ハイボール |
へろへろになりつつも
達成感をあじわいつつ京都に戻る。
夕食は前回の京都旅でもお世話になった
駅ビル内のビアダイナーへ。
「せっかく京都に来ているのに」
とセルフ突っ込みを入れつつも
気楽に心地良いひと時を過ごしたのでした。
次回は京都・奈良旅の最終日です。