街からわりと離れた場所に |
ランチを済ませて次なる場所へ。
レストラン近くのバス停から
バスに揺られて15分。
松本民芸館へ。
立派な門構え |
松本民芸館は、故丸山太郎氏が「民芸をみるたしかな目」で優れた民芸品を蒐集され、
昭和37年(1962)に独力で創館しました。「無名の職人たちの手仕事で日常品」であるものに
美をみる民芸の心が、丸山の「美しいものが美しい」という書によく表れています。
<松本民芸館HPより>
とのことで
クラフトのメッカでもある松本の
原点のようなものが感じられる場所であります。
緑豊かなお庭の向こうに |
外からも展示物の一部が見えます |
入口はこちら |
開口部が多く風通しが良い美しい建物を
静かな気持ちで巡りながら
味わい深い器やガラス器などを堪能。
民芸品もよかったけれど
最も心惹かれたのは
丸山氏が東京見物に訪れた際
娘に宛てた旅の絵手紙。
氏の温かみと洒脱さが感じられます。
機会があったらぜひ。
田舎のバス停は心細い |
もう少し建物の中で
涼風を味わいたいところでしたが
田舎のバスは本数が少ない。
30分ほどでサクッと出てバス停に戻る。
目指すはこちら |
7:21に立川を出発して以来
ここまでテンション高く巡ってきましたが
午後2時を過ぎたあたりで
少し疲れを感じるように。
バスで市街地に戻りながら
頭の中は「カフェでのんびり」
のビジョンに支配される。
2Fへ |
そんなこんなで
こちらも前回の旅で気に入った
LABORATORIOの中にあるカフェへ。
薬局時代に使われていた石台 |
着いた時はまだランチのお客様で
賑々しく満席だったけれど
少し雑貨ゾーンで待っていたら
やがてサーッとその波が引き
残ったのは私を含め「女子一人客」が3組ほど。
カフェにおいて理想的なコンディションで
夢のようなひとときを過ごす。
しっとり美味しいプルーン入りチーズケーキ |
1Fはこの日お休みでした |
すっかり元気を取り戻し
いくつかの店を覗きながら
ホテルに戻ることに。
緑のタイルが良い雰囲気 |
「軽く覗くだけ」のつもりで
mina perhonen松本店に入ったところ
薄くて軽いポリエステル素材のバッグを発見。
一眼レフをぶら下げつつの
斜めがけ布バッグが重く感じていたところだったので
すぐにでも使いたいと思い衝動買い。
こちらもちらり立ち寄り「ギャルリ灰月」 |
浮かれ気分で
ようやくホテルにチェックイン。
けれどまだ一日は続く。
ランチとカフェで贅沢して
あげく予定外にバッグも買ってしまったので
夜はコンビニで何か買って済ませようと思い
ひと休みして再び外出。
https://www.instagram.com/ssmonologue/ より |
コンビニへ行くつもりが
ホテルのすぐ近くで気になる喫茶店を見つけてしまい
つい立ち寄り。
そしてこれが失敗。
ピラフをオーダーしたところ
適当な切り方のピーマンに連なるベーコン。
写真ではわかりづらいのですが
ご飯の盛り方は真ん中がヘコんでいて
あげく皿の底が見える。
味は悪くなかったのですが
旅の初日の最後の最後で
なかなかの衝撃でした。
https://www.instagram.com/ssmonologue/ より |
気を取り直してこの日は十五夜。
勝手な妄想で
「城のバックに十五夜の月」
を思い描き再び夜の松本城へ。
正門側から城を眺めたところ月見当たらず。
振り返ると後ろの建物の上に
ぽっかり出ていたのでありました。
城の反対側まで回るほどのガッツもなかったので
ここで切り上げることに。
ホテルに戻って温泉に入り
長い一日目が終了したのでありました。