2014年9月21日日曜日

対極にあるもの




9月某日。

見たい展示があったため
六本木へ行って参りました。











まずはランチということで
最近気に入りの東京ミッドタウン内にある
「DEAN & DELUCA」へ。







心惹かれるランチメニュー

まだ空いててラッキー


デリランチをチョイス

野菜中心のデリ3品と
コーヒーとクロワッサンで
おいしく頂く。








 

お腹を満たした後は
AXISビルへ。









お目当てはこちら。
写真家であり冒険家でもある
石川直樹の写真展「Makalu」。

世界第5位の標高を誇るマカルー(8463m)に登頂し
中判フィルムカメラで撮影した写真の展示です。





お。野口健。


IMA gallery


私にとって「冒険家」 とは最も対極にあるもので
これまではその存在にコンプレックスを抱くばかりで
特に興味を持たなかったのだけれど
なぜか最近
圧倒的な自然に身を置く「タフさ」 や
研ぎ澄まされた精神性に
心惹かれるようになったのです。


人間の「強さ」というものを
こういう人を通して確認したくなったのかもしれません。





もちろん「強さ」って
いろいろなかたちがあるのだけれど。








LIVING MOTIFももちろんチェック





冒険家に興味を持ったからと言って
そっちに目覚めたわけでは全然ないのだけれど
その存在の持つエネルギーを
ようやく感じ取れるようになった自分は
前よりちょっと「進んだ」のかもしれないな。









このグリーンの雰囲気も好き








※来週は旅行のため更新はありません。
  ヒマラヤでなく北海道へ。
  旅の様子はtwitter Sleepy Sheep(SSmonologue)をチェック☆ 

2014年9月13日土曜日

良い展示は人を幸せにする


La Fee Delice


ようやく気持ちよく晴れた金曜日。
友人二人と神宮前で待ち合わせ。
ガレットのお店「La Fee Delice 」へ。










先に着いた私。
通されたのは入り口すぐの席。
カーテン越しに大きな丸テーブルと
一人掛けの椅子+二人掛けのベンチ。

椅子に座って二人を待つ様が
「まるで占い師のよう」で
何だか愉快な気持ちに。









ガラス越しに明るい日差しがたっぷりと


やってきた二人に
「ほんとに占い師みたい」などと言われながら
テンション高くあれこれ近況報告。

それぞれ選んだガレットを少しづつシェアして頂く。








私はアンチョビ

NICOさんはサーモン(もう一つは撮り忘れ)




ガレット屋でいつも困るのは
辛系も甘系も両方食べたくなること。
このお店はランチを食べたら
リーズナブルな追加料金で甘系も食べられるとのことで
もう一枚オーダーして3人で分け合うことに。

レモンとお砂糖のシンプルなクレープを
おいしく頂きました。



 
ちょっぴり塩味もアクセントに



ランチの後は
同じく神宮前のOPA Galleryへ。
この日のメインは友人の切り絵作家タナベユミコさんの個展。


彼女とは何度かグループ展でご一緒しているのだけれど
今回は初の本格的な個展ということで
ずいぶん楽しみにしておりました。










DMは人魚姫

アンデルセンやグリムやイソップや日本の昔話など
おなじみの物語のワンシーンを切り絵作品に。


シーンの切り取り方も絵の構成も色使いも紙質のセレクトも
全てにおいて「狂い」がなくて
見れば見るほど発見がありワクワクした気持ちに。

多くの要素をすごい精度でひとつにしながら
醸しだすエネルギーは作家のエゴではなく
たくさんの物語への敬意と
作家本人もその物語世界を楽しんでいるという純粋さ。


何とも嬉しく幸せに圧倒されました。
自分まで作家活動へのヤル気が湧いてくるほど。









名前とハサミマークもお手製



良い展示はちゃんと人を幸せにする

ということを再確認。





道が見えたよ。










Found MUJI で開催中のThe DINER Exhibitionも楽しかった~

2014年9月7日日曜日

ひつじ手芸部



あったかい光の下で


「小さな場作りをしたい」

と書いたのは 2014年2月1日。



ついに
その野望(?)がかたちになりました。

「ひつじ手芸部」 発足です。










羊毛がモリモリあるだけでほっこりムードに



場所は西荻窪のとある小さな一室。

7月に「お試しワークショップ」を開催し
昨日 2014年9月6日
部活動として正式にスタートいたしました。







敷物も羊柄なのですよ



現在のところ部員は5名。

ごく近しい人を
私の方からスカウトしました。
(「部活」だから)






仕上げのアイロンもスタンバイ



月一回の開催で
おやつの時間も合わせて3時間ほど
のんびりおしゃべりしながら手作業をします。

フェルト部ではなく「手芸部」なのは
「私がフェルトを教える 」というスタイルに
限定しないから。

フェルトをやりたい人は私が指導するけれど
「持ち込み手芸」もOK。

希望があれば
フェルトをやっている傍らで
編み物やら刺繍やら
自分の趣味の作業もできるような
「アトリエ・シェア」的なイメージです。







部長(私)制作のコースター



フェルトをやる場合は一応私が作るものを決めておりますが
必ずしも時間内に完成しなくても構わないし
私が決めたものでなく
用意したフェルトを自由に使って
好きなものを作ってもらっても構わない。


ルールはひとつ。

「手を動かしながら場の雰囲気を楽しむこと」。




だから
必ずしもフェルトを「きちんと」学べるわけではありません。
この部活の意義をそこに置いてはいないから。








部員(今回は4人)制作のコースター


今のところは
このメンバーで「部活動」を続けていけたら
と思っております。

ちょっと実験的なので
スカウトさせていただいた方々には
ある意味「巻き込む」かたちになってしまったけれども。







おやつタイムはガトーショコラ




この活動が
新たな広がりにつながる
「足がかり」になればいいなと思います。







部活終了後は西荻名物「坂本屋」のカツ丼










自己紹介

自分の写真
Tokyo, Japan
SleepySheep(フェルト作家) www.sleepysheepsoap.com/